【監査日】2020年10月9日
【監査実施委員】外部監査委員計3名
【監査場所】ひかりの輪東京本部及び各委員宅(インターネット利用)
【監査内容】ひかりの輪東京本部における外部監査委員会・ひかりの輪役員会 第31回合同会議に付随して、ひかりの輪役員からの、以下の活動報告および資料提供を受け、ひかりの輪の活動状況について監査を実施。
主な内容は下記の通り。
1,ひかりの輪からの活動報告および資料提供を受け、監査を実施。
2,外部監査委員によるひかりの輪への精神的指導の状況および予定等について、担当の委員からの報告。
【監査日】2020年6月23日
【監査実施委員】外部監査委員計3名
【監査場所】ひかりの輪東京本部及び各委員宅(インターネット利用)
【監査内容】ひかりの輪東京本部における外部監査委員会・ひかりの輪役員会 第30回合同会議に付随して、ひかりの輪役員からの、以下の活動報告および資料提供を受け、ひかりの輪の活動状況について監査を実施。
主な内容は下記の通り。
1,ひかりの輪からの活動報告および資料提供を受け、監査を実施。
2,外部監査委員によるひかりの輪への精神的指導の状況および予定等について、担当の委員からの報告。
【監査日】2019年12月17日
【監査実施委員】外部監査委員計3名
【監査場所】ひかりの輪東京本部
【監査内容】ひかりの輪東京本部における外部監査委員会・ひかりの輪役員会 第28回合同会議に付随して、ひかりの輪役員からの、以下の活動報告および資料提供を受け、ひかりの輪の活動状況について監査を実施。
主な内容は下記の通り。
1,ひかりの輪からの活動報告および資料提供を受け、監査を実施。
2,外部監査委員によるひかりの輪への精神的指導の状況および予定等について、担当の委員からの報告。
【監査日】2019年10月2日
【監査実施委員】外部監査委員計3名
【監査場所】ひかりの輪東京本部
【監査内容】ひかりの輪東京本部における外部監査委員会・ひかりの輪役員会 第27回合同会議に付随して、ひかりの輪役員からの、以下の活動報告および資料提供を受け、ひかりの輪の活動状況について監査を実施。
主な内容は下記の通り。
1,ひかりの輪からの活動報告および資料提供を受け、監査を実施。
2,外部監査委員によるひかりの輪への精神的指導の状況および予定等について、担当の委員からの報告。
【監査日】2019年6月18日
【監査実施委員】外部監査委員計3名
【監査場所】ひかりの輪東京本部
【監査内容】ひかりの輪東京本部における外部監査委員会・ひかりの輪役員会 第26回合同会議に付随して、ひかりの輪役員からの、以下の活動報告および資料提供を受け、ひかりの輪の活動状況について監査を実施。
主な内容は下記の通り。
1,ひかりの輪からの活動報告および資料提供を受け、監査を実施。
2,外部監査委員によるひかりの輪への精神的指導の状況および予定等について、担当の委員からの報告。
【監査日】2018年12月11日
【監査実施委員】外部監査委員計3名
【監査場所】ひかりの輪東京本部
【監査内容】ひかりの輪東京本部における外部監査委員会・ひかりの輪役員会 第24回合同会議に付随して、ひかりの輪役員からの、以下の活動報告および資料提供を受け、ひかりの輪の活動状況について監査を実施。
主な内容は下記の通り。
1,ひかりの輪からの活動報告および資料提供を受け、監査を実施。
2,外部監査委員によるひかりの輪への精神的指導の状況および予定等について、担当の委員からの報告。
【監査日】2018年10月3日
【監査実施委員】外部監査委員計3名
【監査場所】ひかりの輪東京本部
【監査内容】ひかりの輪東京本部における外部監査委員会・ひかりの輪役員会 第23回合同会議に付随して、ひかりの輪役員からの、以下の活動報告および資料提供を受け、ひかりの輪の活動状況について監査を実施。
主な内容は下記の通り。
1,ひかりの輪からの活動報告および資料提供を受け、監査を実施。
2,外部監査委員によるひかりの輪への精神的指導の状況および予定等について、担当の委員からの報告。
2017年12月から2018年9月にかけて、元公安調査官である外部監査委員が、以下の通り、「ひかりの輪」の各行事に直接参加し、その内容を監査した。
(以下の「場所」のうち「東京本部」とあるのは、ひかりの輪東京本部教室〈東京都世田谷区南烏山6丁目〉であり、「都内会議室」とあるのは、東京都内所在の商用の一般会議室〈貸会議室〉を指す)
1,監査した行事
年 月 日 場 所 行 事 名
――――――――――――――――――――――――――――――――
2017 12 2 長野方面 聖地巡り
2017 12 6 東京本部 勉強会
2017 12 17 都内会議室 セミナー
2017 12 20 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2017 12 27 東京本部 慰霊行事
2017 12 30 東京本部 年末年始セミナー
2017 12 31 東京本部 年末年始セミナー
2018 1 1 東京本部 年末年始セミナー
2018 1 3 鹿島・大洗方面 聖地巡り
2018 1 10 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2018 1 17 東京本部 勉強会
2018 1 28 都内会議室 セミナー
2018 1 31 東京本部 勉強会
2018 2 7 東京本部 勉強会
2018 2 21 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2018 2 25 都内会議室 セミナー
2018 2 27 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2018 3 7 東京本部 勉強会
2018 3 14 東京本部 心理学講義
2018 3 17~18 伊豆・箱根方面 聖地巡り(慰霊行事含む)
2018 3 28 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2018 4 1 都内会議室 セミナー
2018 4 4 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2018 4 11 東京本部 心理学講義
2018 4 18 東京本部 勉強会
2018 4 25 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2018 4 29 都内会議室 セミナー
2018 5 3 東京本部 ゴールデンウィークセミナー
2018 5 4 東京本部 ゴールデンウィークセミナー
2018 5 6 秩父方面 聖地巡り
2018 5 10 東京本部 勉強会
2018 5 23 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2018 5 27 都内会議室 セミナー
2018 5 30 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2018 6 2~3 日光方面 聖地巡り
2018 6 6 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2018 6 13 東京本部 勉強会
2018 6 20 東京本部 心理学講義
2018 6 27 東京本部 慰霊行事・勉強会
2018 7 1 都内会議室 セミナー
2018 7 4 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2018 7 18 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2018 7 22 都内会議室 セミナー
2018 7 25 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2018 7 28~29 山形方面 聖地巡り(修験道研修)
2018 8 1 東京本部 勉強会
2018 8 7 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2018 8 11 東京本部 夏期セミナー
2018 8 12 東京本部 夏期セミナー
2018 8 13 東京本部 夏期セミナー
2018 8 14 東京本部 夏期セミナー
2018 8 15 東京本部 夏期セミナー
2018 8 16 長野方面 聖地巡り
2018 8 26 都内会議室 セミナー
2018 8 29 東京本部 瞑想ヨーガ講座
2018 9 5 東京本部 勉強会
2018 9 12 東京本部 心理学講義
2018 9 15~17 長野・岐阜方面 聖地巡り
2018 9 19 東京本部 瞑想ヨーガ講座
なお、以上の行事は、上記期間中に「ひかりの輪」が東京方面で実施した主要行事のうち、ほとんど全てにあたる。
2,監査方法
上記行事に直接参加し、上祐氏等の講演者の講話の視聴、上祐氏を含むひかりの輪の役員・会員・一般参加者との質疑応答、聞き取り、施設内の視察を行った。
瞑想ヨーガ講座においては、実体験として、監査委員自らもその内容(瞑想及びヨーガ)を実施した。
聖地巡りにおいては、その訪問先全てに同行し、その行動を監査した。
また、上記行事の参加者が記入したアンケート(ひかりの輪・活動アンケート)の内容を点検した。
3,監査結果
(1)麻原への個人崇拝について
公安調査庁は「ひかりの輪」が麻原を個人崇拝していると主張しているが、そのような事実は全く認められなかった。
逆に、上祐氏等の講話においては、オウム真理教や麻原の過ちについて詳しく分析され、麻原を批判し、その過ちを繰り返さないようにとの趣旨の話が繰り返され、麻原だけではなく、いかなる個人も崇拝してはならないことが、会員や参加者に徹底されていることを確認した。
麻原の死刑執行(本年7月6日)については、オウム事件再発防止のための確実な手段であるとして、肯定的に受け止められていることを確認した。
(2)殺人や嘘を肯定する危険な教義について
殺人や嘘を肯定する危険な教義、いわゆるオウム真理教のタントラ・ヴァジラヤーナの教義を肯定しているような話は、全く認められなかった。
逆に、そのような教義を説いていたオウム真理教や麻原を批判・総括する話が、上祐氏等の講話だけではなく、会員等の一般参加者の話からも多く認められた。
(3)危険な修行法について
オウム真理教が行っていた身心に過度の負荷をかける危険な修行については、全く認められなかった。
「瞑想ヨーガ講座」においては、監査委員自身も、その修行法を実践してみたが、60歳近くになる委員でも全く無理のないプログラムであることを確認した。
(4)オウム事件の反省について
ひかりの輪では、3カ月に一度、一連のオウム事件の犠牲者の慰霊を行う慰霊行事を実施しており、上記の通り、監査委員は3回にわたって参加した。
行事では、事件の事実関係について詳しい解説があり、犠牲者の氏名や境遇などが紹介されるとともに、犠牲者の冥福を祈るための黙祷や、被害者に支払うための賠償金の寄付受付などを行っており、オウム事件を反省し、真摯に向き合っている状況が確認できた。
(5)結論
以上のことから、監査委員の一員としての見解ではあるが、現在の「ひかりの輪」については、2017年11月27日付けの外部監査結果と特に変わるところはなく、観察処分の適用要件は存在しないものと思われる。
【監査日】2018年6月19日
【監査実施委員】外部監査委員計3名
【監査場所】ひかりの輪東京本部【監査内容】ひかりの輪東京本部における外部監査委員会・ひかりの輪役員会 第22回合同会議に付随して、ひかりの輪役員からの、以下の活動報告および資料提供を受け、ひかりの輪の活動状況について監査を実施。
主な内容は下記の通り。
1,ひかりの輪からの活動報告および資料提供を受け、監査を実施。
2,外部監査委員によるひかりの輪への精神的指導の状況および予定等について、担当の委員からの報告。
【監査日】2018年3月27日
【監査実施委員】外部監査委員計3名
【監査場所】ひかりの輪東京本部
【監査内容】ひかりの輪東京本部における外部監査委員会・ひか
主な内容は下記の通り。
1,ひかりの輪からの活動報告および資料提供を受け、監査を実
2,外部監査委員によるひかりの輪への精神的指導の状況および
【監査実施委員】外部監査委員計3名
【監査場所】ひかりの輪東京本部
【監査内容】ひかりの輪東京本部における外部監査委員会・ひか
主な内容は下記の通り。
1,ひかりの輪からの活動報告および資料提供を受け、監査を実
2,外部監査委員によるひかりの輪への精神的指導の状況および
3,ひかりの輪東京本部教室の全室(専従会員の居室を含む)に
【監査日】2017年7月4日
【監査実施委員】外部監査委員計2名
【監査場所】ひかりの輪東京本部
【監査内容】ひかりの輪東京本部における外部監査委員会・ひかり
主な内容は下記の通り。
1,ひかりの輪からの活動報告および資料提供を受け、監査を実施
2,外部監査委員によるひかりの輪への精神的指導の状況および予
【監査日】2017年4月19日
【監査実施委員会】外部監査委員計2名
【監査場所】ひかりの輪東京本部
【監査内容】ひかりの輪東京本部における外部監査委員会・ひか
主な内容は下記の通り。
1,ひかりの輪からの活動報告および資料提供を受け、監査を実
外部監査結果報告書
ひかりの輪外部監査委員会は、ひかりの輪外部監査規約に基づき、ひかりの輪に対する外部監査を実施したので、その結果を報告する。
2014年11月27日
ひかりの輪外部監査委員会
委員長 河 野 義 行
委 員 A委員(原文は実名)
委 員 B委員(原文は実名)
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目 次
第1,外部監査の概要
1,ひかりの輪外部監査委員会
2,外部監査の対象
3,外部監査の対象期間
4,外部監査の実施期間
5,外部監査の方法
(1)外部監査の視点
(2)団体に実施した主な外部監査の手続
①会合監査
②施設監査
③資料監査
④アンケート監査
Ⅰ 協力者によるアンケート
Ⅱ 団体会員ならびに一般人によるアンケート
⑤行事監査
⑥精神的指導
Ⅰ 内観の指導
Ⅱ 修験道の指導
(3)監査事項に関連する第三者への調査等
①宗教学者からの意見聴取
②オウム真理教犯罪被害者支援機構の弁護士への調査
③東京の地域住民への調査
第2,外部監査の結果
別紙目録
添付資料目録
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第1,外部監査の概要
1,ひかりの輪外部監査委員会
ひかりの輪外部監査委員会(以下「当委員会」と記す)は、2011年12月17日、地下鉄サリン事件をはじめとするオウム真理教による一連の事件(以下「オウム事件」と記す)の再発防止の観点に立って設置され、「ひかりの輪外部監査規約」(以下「規約」と記す。別紙1)ならびに「『ひかりの輪』および『ひかりの輪外部監査委員会』の申合せ事項」(以下「申合せ事項」と記す。別紙2)に基づき、ひかりの輪(以下「団体」と記す)に対する外部監査を実施した。
当委員会の現在の構成は、以下の通りである。
委員長 河野義行(松本サリン事件被害者、元長野県公安委員)
委 員 A委員〈原文は実名〉(□□大学法学部教授〈刑事政策〉)
委 員 B委員〈原文は実名〉(□□神社責任役員理事)
2,外部監査の対象
団体の活動全般。
3,外部監査の対象期間
2011年12月17日~2014年11月27日
4,外部監査の実施期間
上記3に同じ。
5,外部監査の方法
(1)外部監査の視点
規約等に基づき、オウム事件の再発防止の観点から団体が適正な団体運営を行っているかを監査したが、特に、無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律(以下「団体規制法」と記す)第5条規定の観察処分の適用要件に該当する事実の有無を重点的に監査した。
(2)団体に実施した主な外部監査の手続
当委員会が団体に実施した主な外部監査の手続は、①会合監査、②施設監査、③資料監査、④アンケート監査、⑤行事監査であり、また、厳密には監査ではないが、申合せ事項に基づく⑥精神的指導(内観および修験道指導)についても、その実施を通じて団体の現状を監査する意味合いが含まれるので、あわせて以下に記す。
① 会合監査
当委員会委員および団体役員等が出席する会合(監査会合)を、団体の東京本部教室(東京都世田谷区南烏山6-30-19-101または201)において、2011年12月17日から2014年11月14日までの間、計13回開催した。
上記各会合において、別紙4記載の活動報告を、別紙5記載の提出資料等に基づいて、団体役員等から聴取した上、団体役員等への質疑応答形式で監査を実施した。
② 施設監査
団体の全国各施設(東京都、宮城県、千葉県、神奈川県、長野県、愛知県、大阪府、 立入の回数は、当委員会委員によるものが計43回、規約に基づく外部監査協力者
(以下「協力者」と記す)によるものが計76回以上である。
③ 資料監査
別紙5記載の団体からの提出資料(計529点)を監査した。
なお、同資料のうち団体の思想に関するものの内容については、後記の通り、宗教学者からの意見を聴取して、監査の参考とした。
④ アンケート監査
以下の通り、アンケートによる監査を行った。
Ⅰ 協力者によるアンケート
団体の行事に参加した協力者が記入したアンケートを徴集し、監査した。
アンケートの徴集・監査の総数は、計99通である。
Ⅱ 団体会員ならびに一般人によるアンケート
団体の行事に参加した団体会員ならびに一般人が記入したアンケートを徴集し、監査した。
アンケートの徴集・監査の総数は、計2077通(内訳:団体会員1172通、一般人817通、その他88通)である。
なお、同アンケートには、記入者が団体を経由せずに当委員会へ直接通報等ができる方法を明記し、監査の実効性が保たれるよう留意した。
⑤ 行事監査
団体の行事を直接視察することによって監査した。
⑥ 精神的指導
申合せ事項に基づき、団体に対して、以下の通り精神的指導を行うとともに、その効果について監査した。
Ⅰ 内観の指導
A委員による自己反省法「内観」の指導を、2012年4月22日から2014年10月5日までの間、団体の全国各施設のべ25カ所において、団体役員全員を含む団体会員等のべ158名に対して実施した。その詳細は、別紙12記載の通りである。
指導を受けた団体会員等全員から、指導直後に感想文を徴集し、当委員会において監査した。
また、A委員による内観の講義を、2012年5月27日、団体の東京本部教室において、団体会員等に対して実施した。
詳細を明らかにする資料として、A委員による意見書を添付資料2として添付する。
Ⅱ 修験道の指導
B委員による山形県・出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山)における修験道指導を、2012年7月から2014年7月までの間、計3回にわたって、団体役員を含む団体会員等のべ85名に対して実施した。その詳細は、別紙13記載の通りである。
指導を受けた団体会員等から、後日、感想文(別紙5の528~529番)の提供を受け、当委員会において監査した。
また、B委員による修験道の講義を、2012年2月19日、団体の東京本部教室において、団体会員等に対して実施した。
詳細を明らかにする資料として、B委員による意見書を添付資料3として添付する。
(3)監査事項に関連する第三者への調査等
上記の団体に対する外部監査のほか、以下の通り、監査事項に関連する第三者への調査等を実施し、監査の参考とした。
① 宗教学者からの意見聴取
団体の思想内容について、特に団体規制法・観察処分適用要件の観点から、以下の2名の宗教学者に意見を求め、意見書の提出を受けることによって、その意見を聴取した。
Ⅰ C氏(原文は実名)
(□□教授、文学博士)
Ⅱ D氏(原文は実名)
(□□大学□□、文学博士)
C氏の意見書を添付資料4、D氏の意見書を添付資料5として、それぞれ添付する。
② オウム真理教犯罪被害者支援機構の弁護士への調査
団体から報告があった、アレフ著作権問題に関するオウム真理教犯罪被害者支援機構に対する団体の協力について、同機構に所属する弁護士に対して、聞き取り調査を行った。詳細は、添付資料1「確認書」記載の通りである。
③ 東京の地域住民への調査
団体から報告があった団体東京本部の周辺住民組織の反対運動について、同本部前で監視活動を行っていた周辺住民に、複数回にわたって直接接触し、実情を確認、調査した。
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第2,外部監査の結果
1,団体には、団体規制法第5条規定の観察処分の適用要件に該当する事実は、何ら認められなかった。
2,団体が2014年8月以降、警視庁によって捜査を受けている旅行業法違反容疑については、事案の性質、軽重、団体によって取られた改善措置ならびに関係官庁・弁護士等の専門家の見解を総合した結果、上記1の結論に影響を与えるものではないと判断する。
3,団体の会員が、公安調査官から金品提供を受けていた件については、団体からの報告を受け、当委員会が行った助言等に基づき、今後は金品提供を受けないよう団体が会員に対して指導するとともに、公安調査庁に対しても会員への金品提供を行わないよう要請するなど、適切な改善策が取られたことを確認した。
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別紙目録
1 ひかりの輪外部監査規約
2 「ひかりの輪」および「ひかりの輪外部監査委員会」の申合せ事項
3 監査会合の開催日
4 監査会合における団体からの活動報告内容の要旨
5 団体から提出を受けた資料
6 施設監査の詳細
7 アンケート用紙(外部監査アンケートのお願い:2014年10月12日まで使用)
8 アンケート用紙(外部監査アンケートのお願い:2014年10月13日から使用)
9 アンケート用紙(ひかりの輪・活動アンケート:2014年10月12日まで使用)
10 アンケート用紙(ひかりの輪・活動アンケート:2014年10月13日から使用)
11 行事監査の詳細
12 内観指導の詳細
13 修験道指導の詳細
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添付資料目録
1 確認書(河野義行作成)
2 A委員意見書
3 B委員意見書
4 C氏意見書
5 D氏意見書
【監査日】2013年4月7日
【監査実施委員】犯罪者更生・被害者学の専門家の大学教授
【監査場所】ひかりの輪名古屋支部
【監査内容】 同支部内の道場や専従会員個人の居住スペースを含む施設全部への立ち入りを行ない、施設の使用状況を調査。監査の結果、特に問題は認められなかった。
【監査日】2013年3月31日
【監査実施委員】河野委員長、犯罪者更生・被害者学の専門家の大学教授および伝統宗教の宗教家の計3名
【監査場所】ひかりの輪本部
【監査内容】 同本部内の道場や専従会員個人の居住スペースを含む施設全部への立ち入りを行ない、施設の使用状況を調査。監査の結果、特に問題は認められなかった。
【監査日】2013年2月16~17日
【監査実施委員】犯罪者更生・被害者学の専門家の大学教授
【監査場所】ひかりの輪福岡支部
【監査内容】 同支部内の道場や専従会員個人の居住スペースを含む施設全部への立ち入りを行ない、施設の使用状況を調査。監査の結果、特に問題は認められなかった。
【監査日】2013年1月13~14日
【監査実施委員】犯罪者更生・被害者学の専門家の大学教授
【監査場所】ひかりの輪仙台支部
【監査内容】 同支部内の道場や専従会員個人の居住スペースを含む施設全部への立ち入りを行ない、施設の使用状況を調査。監査の結果、問題は認められなかった。
【監査日】2012年6月20日
【監査実施委員】伝統宗教の宗教家(東北の修験道の山伏の先達)
【監査場所】ひかりの輪東京本部(世田谷区南烏山)
【監査内容】ひかりの輪代表・上祐史浩氏を含む同本部居住の専従会員に聞き取り調査を行い、活動状況を調査。上祐史浩氏に対するマスコミ取材を視察し、マスコミへの対応状況を調査。
【監査日】2012年5月27日
【監査実施委員】河野委員長はじめとする外部監査委員全員(計4名)
【監査場所】ひかりの輪東京本部
【監査内容】ひかりの輪東京本部における外部監査委員会・ひかりの輪役員会合同会議に付随して、ひかりの輪役員からの、以下の活動報告および資料提供を受け、ひかりの輪の活動状況について監査を実施。
【監査日】2012年5月27日
【監査実施委員】犯罪者更生・被害者学専門の大学教授
【監査場所】ひかりの輪東京本部
【監査内容】同日行なわれた「ひかりの輪」代表・上祐史浩氏の説法会を視察。
【監査日】2012年5月13日
【監査実施委員】犯罪者更生・被害者学専門の大学教授
【監査場所】ひかりの輪千葉支部
【監査内容】 同支部内の道場や専従会員個人の居住スペース、倉庫を含む施設全部への立ち入りを行ない、施設の使用状況を調査。